インタビューINTERVIEW

「世界各国でコンテンツが大人気の理由とは?ジーニアス様にインタビューを行いました!」

2019年01月23日

英語圏だけでなく、ヨーロッパ・アジアでも人気沸騰中のシナリオ型コンテンツをリリースしている株式会社ジーニアス。グローバルなマーケット戦略により、ますます知名度を上げています!13人の外国籍エンジニアがのびのびと活躍しているジーニアスさんにインタビューしました!

※対談者

(右:代表取締役社長兼CEO/金子 新さん、左から2番目:ティムアさん)
※インタビュー&撮影:インバウンドテクノロジー株式会社 広報担当 岡本 七世
※取材日:2018/11/19


●ジーニアスについて

―御社のサービスについて教えてください。

金子さん:弊社では、「アップドラマ(AppDrama)」というエンターテイメント事業をやっておりまして、乙女ゲームや美少女ゲームなどのシナリオ型コンテンツを世界に発信しています。最終的に目指しているゴールは、映画・漫画・アニメ・ゲームなどのシナリオ系エンターテイメントと並ぶような新しいエンターテイメントの形を完成させたいと思っています。

VRやAIなどのIT技術が発展していくにあたり、それらと組み合わせれば、ユーザーにとってより面白いシナリオを読む体験を与えられると思っています。例えばVRと組み合わせることによって、自分がそのストーリーの中に入り込んで、いろんなキャラクターの視点で作品を楽しめます。有名な漫画のワンピースで例えると、自分がルフィだけでなく、ゾロやナミとかのいろんなキャラクターの視点で物語が読めるコンテンツなどですね!

またAIが技術的に発展すれば、疑似的な人格をストーリーの中に出現させて、一緒に物語を体験することが可能になると考えています。そういった新しいシナリオ型のコンテンツを世界に広めたくて、現在まで15か国語(日本語、英語、韓国語、中国語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ロシア語、タイ語、インドネシア語、アラビア語、ベトナム語、トルコ語、ポルトガル語)に翻訳して、いろんな国のユーザーを自社のファンとして取り込んでいるって感じですね。

―このサービスを始めたきっかけはなんですか?

金子さん:2つあって、1つ目は自分がこのようなコンテンツが好きだからですね!シナリオ型コンテンツが好きで、映画、漫画、アニメとかの知識に関しては、なかなか誰にも負けない自負があります(笑)なので、その知識を活かしたい!と思ったのがこの事業を始めた1つのきっかけです。

2つ目は、シナリオ系コンテンツ業界には、映画や漫画があるんですが、年々市場規模が下がりつつあって、だいぶ下火になっているんですよね。

ただ僕にとって、シナリオ型コンテンツは、人の人生に左右しうるものだと思っています!僕の好きな漫画に、「アイシールド21」という作品があります。アメフトの漫画なんですが、そこに蛭魔妖一というキャラクターが登場しています。世界戦で、蛭魔が圧倒的天才の「金剛阿含」というキャラとタッグ組んだ時に、阿含が「お前に俺ほどの才能があったら」と言うんですね。それに対して、蛭間が「ないもんねだりしてるほど暇じゃねえ。あるもんで最強の戦い方探ってくんだよ、一生な!」と言うんですが、その格言が僕の人生の原点になっているんですよね。

こういった人生に左右しうるシーンとか、セリフを生み出せるシナリオ型コンテンツを、今後廃らせていくのがすごくもったいないと思って、いかなる形でも自分で後世に残していきたいと考えました。でも、衰退していく市場で既存と同じものを出して、一緒に潰れたくなかったので、新しい表現である「アップドラマ」事業をやっています。

―今では国内外問わず人気で、2000万ダウンロードを超えたんですよね?

金子さん:そうですね!それはマーケティングに力を入れた結果かなと思います!日本のコンテンツは、海外の一定層には人気があるにも関わらず、現状は数がかなり少ないんですよね。例えば、アメリカに展開している会社はありますが、ロシア、ドイツ、フランスとかのヨーロッパの諸国の言語でリリースしている会社は全然なくて、そこの市場が狙い目と思っています。他社がいない市場に入れたことが一番大きかったです。市場がないところに市場を作り上げたことで、会社の名前を各国に定着できました。

ロシアではVKというFacebookよりも有名なSNSが流行っていて、そのVKの中でファンがジーニアスのファンサイトを作っていて、それに2万5千人くらいが集まってくれています!

もう一つ理由があるとすれば、リリース本数の多さですね!他社さんは、一本の作品にすごく鍛錬に時間をかけて作っていて、リリースペースもそんなに多くはないですが、うちは1カ月にジャンルが違うものを6本出しているんですよね。なのでいろいろな作品を楽しめるのが、うまくいったコツかなと考えています。

―もう1つの事業のグローバルマーケティング事業について教えてください!

金子さん:この事業はアップドラマ事業と結びついていて、世界中に「アップドラマ」の開発者を増やすための1つの施策として作った事業なんですね!今、自社の専用のエンジンを使って作品を作っているんですが、それを一般ユーザーや他社に共有して、アップドラマを簡単に作れるようにしたいです!

海外に出していくうえで「翻訳」は必要なので、その部分をグローバルマーケティング事業として、うちが請け負う形でやれたらなと思ってます。「アップドラマ」という大きな軸に結び付いているのが、この事業ですね。